[不動産 格付け] 住まい探しの新指標「スモランク」
唐突ですが、どこに住むかって割と重要な要素だと思います。
大体において利便性・コスト・治安あたりに重点を置いて探すわけですが、
不動産ポータルサイト「Smoola(スモーラ)」では住みたい町の「平均所得・若さ・人口増減」がわかる「スモランク」というどすこいな感じの指標を公開しています。
ランキングページがあるわけではなく、知りたい市町村の「相場を見る」ページに入り、下に向かってスクロールしていくとスモランクが表示されています。
例えばこんな感じ。
一都三県別スモランク オールSランクエリア(2015年度)
【東京都】千代田区、中央区
【神奈川県】なし
【埼玉県】さいたま市南区、さいたま市緑区
【千葉県】市川市、習志野市、流山市、印西市
ランキングの根拠
平均所得は市区町村単位の人口に対する平均所得から求めたもの。
若さは 市区町村単位の人口に対する40歳未満の人口率=「街の若さ」としたもの。
人気度は市区町村単位の人口に対する転入、転出データ前年比の増減から求めたもの。
各エリアの特性を数値化し、S~Gまでの8段階にランク分けされています。
ランキングを見る上での注意点
大変すっきりクリアな基準ですが、
平均所得989万、物件相場5170万~の東京都千代田区と
平均所得401万、物件相場2020万~の千葉県流山市が同じオールSランクを獲得している状況を見ると何じゃこらという感じになります。
従来の感覚からするとややクセのあるランキングといえましょう。
何故こんなことになっているかというと、各指標を県別に集計しているからです。
千葉県に住みたい!と思っている人には参考になりますが、県をまたいで探している人は注意が必要です。
■不動産ポータルサイト:「Smoola(スモーラ)」