[クラウドSIM] 世界対応ルーター GWiFi G3000を発売日に購入して使ってみました。(開封~接続編)
2017/10/07
世界対応をうたうモバイルルーター「GWiFi G3000」が8月10日に発売されました。事前予約していたため、発売日に到着しましたのでレポートします。
GWiFi G3000とは どういう製品か?
この「GWiFi G3000」の特徴を一言で表すと、日本国内でも海外でも使いたいときにパケットを買って使えるモバイルルーターです。
日本国内で使えるだけじゃなく、世界100か国の海外旅行でも使えるので、空港でルーターのレンタルをしたり、渡航先の空港でプリペイドSIMを購入したりする手間が一切省けるという、画期的なモバイルルーターなのです。
GWiFi G3000が購入できるところ
GWiFi G3000は、AMAZONや大手量販店やネットショップで購入することができます。定価は21,384円(税込)
AMAZON
ソフマップ
ビックカメラ
ヨドバシカメラ
ヤマダウェブコム
楽天市場
Yahoo!ショッピング
GWiFi G3000の開封
こちらが到着した製品です。約12cm×約11.5cmほどの小さな白いパッケージです。
品の良いパッケージですが、やや汚れています。新品で購入しているのに、中古品のような見てくれが少し残念です。
当初は7月中旬発売予定だったのですが、”調整のため”発売を延期した経緯がある製品です。そのためか、封印シールが一度破かれて、再び封をされた形跡があります。
もちろん、正規販売店からの購入品ですので、問題はありません。
では開封します。
ルーター本体はビニール袋に包まれ、パッケージはほぼ本体の大きさであることがわかります。
ルーター本体には透明のフィルムが貼られており、その上から「設定が終わったらはがしてね(要約)」と書いてあるシールがくっついてます。
保護フィルム製品も早速販売していますが、ひとまずは今のフィルムがはがれるまでそのままにしておきたいと思います。それにしてもPDA工房さんは本当に仕事が早いですね。
本体のボタンはON/OFFボタンのみ。ボタンは凹みがあり、5秒長押しでON/OFFするため、誤操作が起きにくいようになっています。わかりやすい割り切った設計です。
microSIMスロットは説明書にも記述がなく、用途は不明ですが、適当な格安SIM突っ込んだら普通のモバイルルーターとして使う方法があるんじゃないかと想像しています。(公式販売ページではmicroSIMスロットは使えないと記述がありますので望み薄ですが)
パッケージ内容の全てです。
ルーター本体、microUSBケーブル、SIMピン、説明書。
充電用AC-USBアダプタは付属していませんので、手持ちのものを適当に使ってくれということです。そろそろこういう製品では、USBケーブルの添付もやめてもらってもいいかなと思います。
GWiFi G3000の本体内部を見てみる
よく見ると、裏ブタがきっちりしまっていませんね。軽く押したらパチッとはまりました。
一度かっちりはまると、とっかかりがないために簡単には開かない構造です。
見たい気持ちが抑えられなかったので、裏ブタを開けてみました。
裏ブタは、上3か所、下2か所、左右各2か所の9か所ではまる構造で、結果的にケースを傷付けないで開けるのは困難でした。
2,800mAhの専用バッテリーが基盤に直結されていて、バッテリーは本体にテープで接着されていました。
そーっと裏ブタを元に戻しました。
GWiFi G3000 起動
各国語でwelcomeと書かれた画面が表示されます。
「ネットワークに接続できません。サポートに連絡してください(要約)」と表示されます。
このルーターは、BroadLineのWebサイトで会員登録とシリアルナンバー登録を行うことで使えるようになるという仕組みです。この時点ではその手続きを行っていないだけなので問題ありません。本体ボタンを軽く1回押すと次の画面になります。
ルーター起動が完了するとこの画面になります。初回起動時は充電20%程度なので、すぐに充電ケーブルにつなぐ必要があります。
充電時間は公式データでは、ACアダプター経由で約3.5時間、USBポート経由で約6時間かかります。連続待受時間は約200時間、連続通信時間は1端末接続時で約8時間。
それにしてもSSIDとPasswordを常時表示しっぱなしというのは面白い仕様です。
iPhoneからのWiFi接続設定は簡単でした。WiFiネットワークの検索で、ルーター画面に表示されているSSIDが表示されるので、同じく表示されているパスワードを入力すれば、スマホとルーター間の接続はOKです。
開封からここまで約5分。この状態ではインターネット接続は出来ていません。
続いて、インターネット接続の対応をします。
GWiFi G3000 インターネット接続の事前準備
初回起動時点では、インターネット接続ができていません。
BroadLineのWebサイトで会員登録と、このルーターのシリアルナンバー登録をすることで開通手続きが行えます。
[関連URL] GWiFi G3000 (BroadLine)
氏名、生年月日、メールアドレス、パスワード、電話番号、住所を入力して、「次へ」をクリックします。
続いて、G3000の本体裏面に貼付されている情報から、シリアルナンバー、IMEIを入力し、「認証コードを取得する」をクリックします。
すると、先ほど記入したメールアドレス宛に認証メールが届くので、メール内に記載されている6桁の認証コードを画面に入力して、「送信」をクリックします。(認証コードの有効期限は20分以内)
これで会員登録は完了しました。
今すぐこのルーターでインターネット接続を行わない場合は、とりあえずここまでで作業をストップです。
GWiFi G3000 国内データチャージを行う
続いて、国内でのインターネット接続を行いたいので、データチャージ(パケットプランの購入)を行います。
画面左側のコマンドから [データチャージ] → [国内パケット] を選択します。
先ほど登録したデータ端末の番号「SE*****」がプルダウンに表示されています。1つのアカウントで複数のルーターを管理できるようですね。
追加データ容量を選択します。国内パケットデータのプランは現在4種類です。
10GB:3,480円
5GB:2,280円
3GB:1,480円
3GB、5GB、10GBまでは順当な設定ですが、100GBプランだけ極端に割安になっています。
「もう絶対これ買ってよね」と言わんがばかりの100GBプランを購入します。(購入したパケットの有効期限は、当日含めて30日間有効です)
100GBプランなら1日平均3.3GBの通信が行えます。帯域制限もかからないらしいので、これは驚異的です。
続いて、クレジットカード情報を入力して、決済します。
画面左側の [アカウント] → [お申込み履歴]に今申し込んだプランの履歴が表示されています。
では、ルーター側で接続を確認します。
ルーターの電源をONにすると、「4G」接続のアイコンが表示され、インターネットに接続されました。
スピードテスト結果はこんな感じです。接続する地域や場所によっても違いはあるでしょうけれど、下り28Mbpsも出てれば十分じゃないですかね。
GWiFi G3000の開封から国内接続までを紹介しました。
GWiFi G3000 を使ってみた感想
この日1日で440MBほど使い、スピード面での問題は一切感じませんでした。100GBプランを購入したため、パケット使用量を気にしないでいいというのは精神的に気楽で、想像以上に快適です。
バッテリーについては連続8時間をうたっていますが、やや消耗が速いかなと感じましたので、モバイルバッテリーの携行をしたほうがよさそうです。
世界対応というのがこのモバイルルーターの最大の特徴なので、近いうちにぜひ海外にも持ち出してみたいと思います。
本気でウキウキしてしまうモバイルルーターを手に入れた感じがします。いい買い物したかな。