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[モバイル 航空] 機内持ち込みするモバイルバッテリーの「mAh」「mWh」単位変換の簡単まとめ

smartphone_mobile_battery 最近、モバイルバッテリーがバカ売れのようで、バッテリーメーカーさんもポケモンGO特需で大忙しですが、品質もピンキリで、いいものは長く使えますが、悪いものは爆発するという始末。

 特に飛行機に乗る際は注意が必要で、2016年4月1日以降は預け入れ手荷物にモバイルバッテリーを入れてはいけないという厳しい措置がとられています。機内持ち込みについてはOKですが、個数制限や最大容量制限を行っています。

 例えば、ANA(全日空)は機内持ち込みの場合、下記のように制限されています。(2016年8月1日現在の要約)

1.リチウムイオンバッテリーは100Wh以下のものは、個数制限なし
2.リチウムイオンバッテリーは100Whを超え160Wh以下のものは、2個まで

 モバイルバッテリーの例として、最近人気のAnker社の「Anker Power core 13000」を参考にしてみます。スペック表記には、「13,000mAh」ど容量の表記が、もひとつ必要なデータとしてこの手のバッテリーの標準的な定格電圧「3.7V」、この2つの数値を使います。

 さてこのバッテリー、機内持ち込みできるかできないか。

 答え:できる。しかも個数制限なしで。

 以下の方法でANAの機内持ち込み制限の基準に沿うかどうかを計算することができます。

(1) 13000(mAh) ÷ 1000 = 13 (Ah)
  mAhを1000倍して、単位を Ahにする。mはミリなので1000分の1単位なのです。

(2) 13 (Ah) × 3.7 (V) = 48.1 (Wh)
  次に、Ah に V をかけて、Whを導き出す。

 計算めんどうくさい!という人向けに、ANAの基準の書き方を変えてきますね。

1.リチウムイオンバッテリーは100Wh(27,027mAh)以下のものは、個数制限なし
2.リチウムイオンバッテリーは100Wh(27,028mAh)を超え160Wh(43,243mAh)以下のものは、2個まで

 航空会社の基準はかわることがありますので、常軌を逸した大容量(43,244mAh以上)モバイルバッテリーの場合は持ち込みを拒否されてしまうのでご注意ください。

 例えば、下記の製品は 45,000mAhと超大容量なのでとても頼もしいのですが、機内持ち込みができません。持っていこうとすると空港で廃棄する羽目になります。もちろん、飛行機乗らないのなら全然OKですよ。

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