[PokemonGO] JRなど鉄道事業者32社が共同でポケモンGO開発者らへ申し入れ
2016/09/05
日本発売から1週間足らずで街中がポケモントレーナーだらけの大ヒットとなっているポケモンGOについて、JRグループ7社、民鉄16社、地下鉄事業者9社の32社共同で、「Niantic(ナイアンテック)」とその日本法人、「株式会社ポケモン」の3社に向けて要望書を提出しました。
鉄道事業者からのプレスリリースによると、スマートフォンゲーム「Pokemon GO」に関して、鉄道利用客の安全確保等の観点から、鉄道施設内においてキャラクターが出現しないようにゲームを設定するなどの要請書を提出したとのこと。
ポケモンGO発売以前より”歩きスマホ”は事故誘発の危険性から問題視されてきたが、ポケモンGOの発売によって街中で歩きスマホが行われるようになった。
特にポケモンの出現地点は公共施設や有名施設、観光スポットなどが多く、駅やその構内でのポケモンGO利用が増えている。鉄道事業者はホームからの転落事故や接触事故など不測の事態の増加を鑑み、今回の申し入れにつながった。
要望書の具体的な内容としては、駅や駅構内、線路などの鉄道施設や列車内でモンスターの出現を抑えるように求めたという。ポケモンGO開発会社の説明によると、モンスターやアイテムが取得できるスポット「ポケストップ」は、道路や線路上には登場しないよう配慮されているが、主要駅を除く駅ではモンスターがランダムに現れることもあるという。
ポケモンGOユーザーとしては、毎日の通勤通学経路にポケストップやモンスターの出現が抑えられてしまうと、もう何を楽しみに会社や学校へ行けばいいのかわからなくなってしまう。新しい技術やサービスに水を差したがる国民性だが、これがポケモンGOへの冷や水になってしまってはつまらない。
歩きスマホはやめましょう。バイブレーション機能で十分モンスターの出現はキャッチできますから。
ポケモンGO開発元への要望書提出鉄道事業者一覧
北海道旅客鉄道株式会社
東日本旅客鉄道株式会社
東海旅客鉄道株式会社
西日本旅客鉄道株式会社
四国旅客鉄道株式会社
九州旅客鉄道株式会社
日本貨物鉄道株式会社
東武鉄道株式会社
西武鉄道株式会社
京成電鉄株式会社
京王電鉄株式会社
小田急電鉄株式会社
東京急行電鉄株式会社
京浜急行電鉄株式会社
東京地下鉄株式会社
相模鉄道株式会社
名古屋鉄道株式会社
近畿日本鉄道株式会社
南海電気鉄道株式会社
京阪電気鉄道株式会社
阪急電鉄株式会社
阪神電気鉄道株式会社
西日本鉄道株式会社
一般社団法人 日本地下鉄協会
(東京都交通局)
(大阪市交通局)
(名古屋市交通局)
(札幌市交通局)
(横浜市交通局)
(神戸市交通局)
(京都市交通局)
(福岡市交通局)
(仙台市交通局)