[航空] 爆発物扱いのサムスン Galaxy Note 7、国内外の航空会社が機内持ち込み禁止措置を続々発表
炎上スマホ、爆発スマホ、ギャラクシー大爆発!など数々の異名を持っているサムスン製スマートフォン「Galaxy Note7(ギャラクシーノート7)」が、交換品でも炎上事故が発生したことを受け、航空機への機内持ち込みそのものが禁止になりつつある。
従来の措置では、国土交通省の指導に従い「受託手荷物として預け入れない」「機内では電源をオフにする」が航空会社の標準的な対応だったが、15日に発効された米連邦政府の「Galaxy Note7の機内持ち込み禁止の緊急命令」以後、航空各社は「機内持ち込み禁止」の措置を取り始めている。
また、米連邦政府の緊急命令以後、カナダ政府運輸省、オーストラリア航空各社もそれに準ずる措置を発表している。
GalaxyNote7は日本国内では発売しておらず、先行して発売している韓国や台湾などに赴いて現地購入をする熱狂的な日本国内のファンは数多くいるが、この措置により、航空機で再び現地に赴いて返品を行うという行為が出来なくなる。
現在、国内外の航空会社・LCCで、Galaxy Note 7の対応は以下の通り。10月16日12時現在。
【機内持ち込み禁止の航空会社】
機内持ち込み手荷物、預け入れ手荷物ともに不可と表明している主な航空会社。
■JAL
サムスン電子社製「ギャラクシーノート7」の輸送禁止について
機内持ち込み手荷物、お預かり手荷物としてお引き受けできません。 ※バッテリーを外した状態でも輸送はできません。
■ANA
サムスン電子社製 ギャラクシーノート7の航空機での輸送禁止について
■バニラ・エア
<10/15更新>サムスン電子社製「ギャラクシーノート7」の取扱いについて
取扱いについては以下のとおりとさせていただきます。
1. 機内への持込は行わないこと
2. 受託手荷物として預け入れないこと
■スクート/タイガーエアシンガポール
スクートとタイガーエアシンガポールは、お客様の安全を期して2016年10月16日午前0時以降のすべてのフライトにおいてサムソンギャラクシーノート7の持込みを禁止させていただくこととなりました。ご理解・ご協力をお願い申し上げます。詳細 https://t.co/UVvwgsQEVd
— Scoot (@InsideScootJP) 2016年10月15日
■タイガーエア台湾
total ban of samsung galaxy note7 from all tigerair taiwan flights
■香港エクスプレス航空
Samsung Galaxy Note 7ご所有のお客様のご旅行に関する重要な情報
■Cebu Pacific (セブパシフィック航空)
CEB Advisory – Ban on Samsung Galaxy Note 7 Devices from All Flights
■Virgin Australia (ヴァージンオーストラリア)
■Tiger Airways (タイガーエア)
■Qantas (カンタス航空)
■Jetstar (ジェットスター航空)
■中華航空(チャイナエアライン)/華信航空(マンダリン航空)
Travel Advisory
■長榮航空(エバー航空)/立栄航空(ユニー航空)
Samsung Galaxy Note 7 smartphone prohibited on all EVA Air and UNI Air flights with immediate effect