[航空] スカイマーク、制服をリニューアルへ!ミニスカートは泡沫の夢に。
スカイマークは14日、今年の秋から客室乗務員(CA))の新制服を発表した。従来のオレンジ色のポロシャツから、紺色のスーツに黄色のワンポイント、男性はネクタイ、女性はスカーフ着用のデザインに変わる。
スカイマークは、コスト削減を理由にオレンジ色のポロシャツを制服に採用していましたが、経営再建が順調に進んでいることをアピールするため、7年ぶりに制服を一新する。
経営破綻前の2014年には、期間限定でミニスカートの制服を採用し、これで評判が上がるかと思ったら批判の声も多く、「セクハラだ」「世界的に見ればこのくらい普通」「着用が実質強制」「希望者のみ着用させているので問題ない」「丈が短すぎて業務に支障が出る」「ミニスカートなんだから丈が短くて当たり前だ」「いや、セクハラだ」など、堂々巡りの世論に揉まれた結果、ミニスカ制服での運航開始が遅れ、スカイマークの経営不振に拍車をかけた苦い過去がある。
新しい制服のデザイン案は社内からの公募で決まった。スカイマークの市江正彦社長は「かつては低価格のためにサービスを切り詰めた時期もあったが、今は、シンプルでも温かく誠実なサービスを提供しているということを新しい制服で感じてほしい」と再建が順調であることをアピールした。
スカイマークの民事再生手続きは2016年3月に終了。4~6月の搭乗率は8割を超え、売上高、利益とも想定を上回っている。
新しい制服は今年10月から着用が始まるとのことです。