トランスアジア航空、「明日22日の日本線全便欠航」を突然発表！倒産との憶測が広がる
台湾のトランスアジア航空（復興航空/GE）は21日、「明日11月22日(火)の日本－台北線の全便を欠航」と突然発表しました。
同社は公式サイトで「機材繰りのため」と説明をしていますが、あまりの突然な全便欠航に動揺が広がっています。
22日のトランスアジア航空の航空券を予約している客に対しては、トランスアジア航空の日本支社で払い戻しの手続きを受け付けるとし、旅行会社で予約している客に対しては旅行会社に問い合わせるように呼び掛けています。
欠航は11月22日(火)の分を対象としていますが、同社の公式サイトで航空券検索をすると、11月22日以降の全ての便が取り扱いを中止しており、予約購入が一切行えなくなっています。
トランスアジア航空は、2014年7月、2015年2月と相次いで多数の死傷者を出す墜落事故を起こし、補償問題や客離れなど深刻な経営難がささやかれていました。また今年9月に同社の子会社でLCCの「Vエア(威航)」が経営破綻した際に、一度は発表した吸収合併を撤回し、「1年間の運休」という問題解決の放置を行った経緯があります。
台湾の新聞筋によると、「今夜にも記者会見を開く」「明日、取締役会が開催される」などと報道されており、今夜から明日にかけて詳細が明らかになる見込みです。
トランスアジア航空(復興航空) 日本路線
東京(成田)－台北(桃園) GE605/GE606/GE607/GE608
大阪(関西)－台北(桃園) GE601/GE602/GE603/GE604
仙台－台北(桃園) GE609/GE610
札幌(新千歳)－台北(桃園) GE670/GE671
函館－台北(桃園) GE672/GE673
旭川－台北(桃園) GE674/GE675
福岡－台北(桃園) GE611/GE612 ※
※12/1から運航開始の予定
