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[サービス] ワケあって高額報酬。SNSインフルエンサーになってお小遣い稼ぎ!「SPIRIT」

2016/10/12

SNSでそこそこフォロワーのいるユーザーが、唐突に普段の投稿とは全く違う内容をURL付きで書き込んだりすることがあります。
あー、何かの広告に関与してるんだろうなーと思って生暖かくスルーするんですが、どうやらこういう仕組みだったらしい。

 

SNSインフルエンサーマッチングプラットフォーム「SPIRIT」とは

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SNSインフルエンサーマッチングプラットフォーム「SPIRIT」というサービスがあります。

2016年2月にインターネット広告代理店オプト、デジタルエンタメのLIDDELL、プロダクト開発のトライフォートが業務提携してリリースしました。

乱暴にまとめると、

インスタグラマー・ファッショニスタ・ママ・学生・スタイリストなど、要するに拡散力のある有象無象を"ソーシャルタレント"と称して抱え込み、企業から依頼を受けて特定の商品やサービス、ハッシュタグを広めて流行らせたり流行ってるフリをしようというマーケティング手法。

です。

"ソーシャルタレント"登録数はサービス開始時点で1万2000人。秋までに「SPIRIT」利用企業は300社を超え、なかなかの成功を収めているようです。

 

「SPIRIT」に登録する方法

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"ソーシャルタレント"になって小金を稼ぐ方法は簡単。まずインフルエンサー登録をします。
登録ページはこちら

ニックネーム、性別、生年月日、メールアドレス、電話番号、そしてSNS情報を入力します。
対象となるSNS twitter, facebook, instagram, vine, wear のどれかのアカウントを持っている必要があります。

この後審査があります。
アカウントのフォロワー数をチェックされるようです。フォロワー層も見るかも知れません。
審査が済んだら1営業日以内に結果がメールで送られてきます。

審査を通ったらログインして、企業からの様々なオファーを閲覧出来るようになります。気に入ったプロジェクトを選んで応募し、無事選ばれたらあとはフォロワーに向かってさりげなくプロモーションをぶちかますだけ。

 

アカウント登録が意味すること

本命のアカウントは置いといて、小遣い稼ぎ用に捨てアカ取って登録、とはいかないのが難しいところです。
駆け出しのフォロワーすらろくにいないアカウントでは恐らく審査を通らないでしょう。

企業が拡散して欲しいのは、ユーザーが普段交流している素のコミュニティ。
そこへいきなり広告臭がぷんぷんするネタを持ち込みURLを貼り付ける勇気のある者のみ登録ボタンを押しなさい・・・。

和やかな職場でいきなりア○ウェイの集会に誘ってくる同僚、同窓会で唐突に新興宗教の布教を始める友人。あれになると思えばいいでしょう。あのザザザーっと潮が引いていく空気に耐えられるかどうかです。

 

インフルエンサーに支払われる報酬額

ネット社会とは言え、あなたのリアルな交友関係を差し出すわけです。だから報酬も格段に高い。ネットでお小遣い稼ぎによくある数銭とか0.5円とかいう単位ではありません。

産経新聞の記事では、平均報酬額はInstagram ¥15,597、Twitter ¥10,880とありました。
割と心惹かれる数字です。具体例も挙げられています。

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報酬はインフルエンサーの戦闘力、すなわちフォロワー数によって変わります。
でも何十何百万人とかそんなものは必要ありません。そこまでいったらタレントであり正々堂々インフルエンサーですから。

「SPIRIT」や企業が求めているのは、そういういかにもなインフルエンサーが上から勧めるネタではありません。もはやそういう構図はわかりやすすぎて警戒される、流される。

欲しいのはちょっと拡散力のある一般人。”マイクロインフルエンサー”と呼ぶようです。
ちょっと小馬鹿にした響きがぴったりの呼称ですね!
いつも早耳な○○さんがこんなのを見つけてきたからちょっと見てみよう、同世代でおしゃれなXXさんがあんなこと言ってた、気になる・・・ そんな風にナチュラルに浸透させたいのです。


あ、安心してください。この記事は正真正銘ただの駄文で、何のプロモーションでもありません。
ちょっと「へー」と思ったので書いてみました。

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