[VR] 360度水着VR映像「FOD VR」のために「GoogleCardBoard」を買ってみたら、あなどりがたい実力を見た!
2017/09/08
先日紹介したフジテレビの「FOD VR」ですが、アプリだけでは目の前10㎝くらいにスマホを掲げても、ピントが合わなくて全然何も見えません。設定を変えて非VR用画面で見ても普通の水着大会の映像で、あまり面白いもんでもありませんでした。
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やはりその真価を発揮させるためには、VRゴーグルが必要になります。
と言っても、PlaystationVRやHTC Viveのような数万円もする高額なものではなく、段ボール製の簡素な「Google Cardboard」や「ハコスコ」、もう少し高級なものでは「GearVR」などがあればよいようです。
そこで、シャレで買えるくらいの安価な「Google CardBoard」を購入して見ました。
VRゴーグルが到着するまでの間に、「FOD VR」と「映像コンテンツ」を事前にダウンロードしておきましょう。
映像コンテンツのダウンロードはWiFiの電波と速度が安定した環境で行います。フジテレビのサーバーが重いのと、他のアプリを立ち上げたり、スマホの電源落としたりするとやり直しなので結構イライラしますが、その先にはご褒美が確定しているので我慢です、我慢。
Google Cardboard 組み立て方法
で、届きました。Google CardBoard
こちらが時代の最先端、「VR(バーチャルリアリティ)」の世界を実現する段ボールでございます。嫌な予感すらさせてくれる、素晴らしく簡素なパッケージです。
不思議なもんですね、あとから写真を見ると不安でたまらないのに、開梱して組み立てているときはすでにVRの水泳大会に突入していたんでしょう、まったく気になっていませんでした。
Google Card Boardの表面です。
その裏面。ペリペリっとはがして開きます。
組み立て方法が段ボールに印刷されています。組み立て自体は簡単で、英語がわからなくても3分くらいで組み立てができます。
ここから3分後には360度水着の世界に入れますのでご安心ください。
付属品のマジックテープ付きのゴムバンド、これは頭の後ろに回すバンドになります。あとは、ひしゃげてつぶれたスポンジ。これは何に使うか説明がないのですが、たぶんおでこが当たる部分に貼るのだと思います。
では組み立てます。箱を展開するとこんな感じ。組み立てにあたっては、テープ、ノリなどの接着剤は不要です。
この画面に映っている輪ゴムは必要なパーツですので捨てないで。
では、「Detach here(切り取り)」を書いてある部分を切断します。マークはハサミですが、切断箇所の前後に曲線があるので、カッターを使うほうが良いです。後にも先にも、切断する箇所はここだけです。他の点線は「折り目」です。
目の部分にはレンズがついています。そりゃスマホを目の前に掲げただけじゃまともに見えないはずですね。
自分のだけかもしれませんが、レンズがゴミで汚れていたので、乾いた布で丁寧に拭きました。
次に、STEP1から順に対応する穴にはめ込んでいきます。
STEP1のパーツを90度起こして穴にはめます。
穴になる箇所の余分なパーツは除去しておきましょう。指で押せば簡単に取れます。
STEP2がわかりにくかった。水色で示したラインを軸にして180度折り曲げます。
続いて、左に転がします。
両面テープが貼ってあるところを2か所はがして、固定します。
頭に固定するためのマジックテープ付きゴムバンドをゴーグル側面に取り付けます。
そうそう、捨てちゃいけないのが、輪ゴム。スマホの横滑り防止のための必須のパーツです。
スマホをセットします。これで完成。
あともうちょっと、「FOD VR」を起動して、VRゴーグルの環境設定を行います。
コンテンツを何かPLAYさせて、VR画面の下方の「設定(ギアのマーク)」から、「Find this symbol on your viewer」を選択、カメラモードになります。
そのカメラモードで、あまった段ボールにプリントされているQRコードを読み取るだけ。
以上で、組み立て&設定完了です。
360度VRで水着大会に没入!
それでは、水着大会の世界に行ってきます! ひゃっほう!
目の前で繰り広げられる騎馬戦!
カメラは水中に移ることも!
参考画像はスクリーンショットだから荒く見えますが、VRゴーグルで見ると全然気にならない!
ツイスターゲーム、やばい。
大事なことなのでもう1度言います。
ツイスターゲーム、やばい!
360度VR映像といっても、カメラそのものの物理的な位置は決まっていて、そこを基準に360度の全天を見渡すことができます。
なので、頭をぐるぐる動かせば周囲を見渡せるけど、前後の動きには対応していないので、水着の女の子に自分から接近するようなことはできません。
とはいえ、こんな(といっては失礼だが)段ボール製のなんちゃってVRゴーグルでどんだけ没入感得られるんだよと、うがった見方をしていましたが、とんでもない代物でした!
手持ちのスマホを使って、わずかな投資で得られるVRの世界がこれほどまでにパラダイスとは!
ちょっとこんな記事書いている場合じゃないので、もう1度行ってきます。では!