[PokemonGO] さよなら、FastPokeMap。今だから語る衝撃の事実全文超訳!
FastPokeMapのメイン開発者WaryasがTwitterにお別れの言葉をアップしました。
どうやら本当に終りのようです。
何だか彼がまだ少し泣いているような気がしました。
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何が起こってギブアップせざるを得なくなったのか説明しなくちゃな。
寝苦しい夜だったが、俺はFastPokeMap(以下FPM)が現状においては恐らく永久に動作しないことをどうにか受け入れた。
別のフォームでカムバックはあり得るが、それはNianticが許可しているものに近いだろう。(俺たちはいたちごっこに決して勝てない)
PokeVisionがサービス終了し、公式があしあと機能を完全に消去した頃に俺はFPMをリリースした。厳密に3ヶ月かかった。
3ヶ月に渡りその場その場でのコーディングや作業をして作り上げたものは、ゲーム開発者の許しは得られなかったが、世界中多くのプレイヤーに愛された。
何故FPMはFPMたり得たか? サーチ範囲の広さ、利用の簡単さ、そして人によっては、ウザいけど利用者の利便性をいつも気にかけていたリーダー(俺)の人となりを評価してくれた。
3ヶ月の間、FPMをよきツールたれとする俺基準を常に満たすため、仕事の上でも私生活でも数え切れない程の犠牲を個人的に払ってきた。
田舎でも大都会でも分け隔て無くどこでも動くように。皆が等しく使えるように。
FPMは莫大な収益を生んだ。莫大ってのは月6~8万ドル超えくらいだ。(日本円で620~820万くらい)
俺自身はそんなに儲からなかった。金の90-95%はインフラに消えた。(プロキシ代、マップ代、サーバ代、助っ人への報酬)
これら膨大な経費を差し引いて利益が残ったら、そりゃ懐に入れさせてもらったけど、それはみんなをハッピーにしたことへのボーナスだと思ってた。
だけど他の人をハッピーにする以上に、FPMは俺にとってスペシャルだった。俺は何年も酷い境界性人格障害(ボーダーライン)と闘ってきた。FPMは俺にとってある種の健全なはけ口となり、ひとりの人間としての安定を保つことが出来たんだ。
俺にとって健全なはけ口だったんだ。ついには薬もセラピーもいらなくなった。FPMは効果絶大だった。
俺はみんなの生活にポジティブ効果を及ぼす存在で、もう感情の爆弾を抱えた癇癪持ちではなくなってた。エネルギーを全てFPMに費やして忙しかったから、そんな暇はなかった。俺も利用者のみんなもどっちもハッピーだったわけだ。
俺が口先野郎で言い訳ばかりと思う奴もいる。それはそれで構わない。FPMが俺にとってただのウェブサイト以上の物だった。自分の子供のような存在だった。やっと自分の才能や想像力を表現出来たんだ。俺の人生そんなにハッピーじゃなかったけど、FPMを作ってやっと何かを成し遂げたなと思うことが出来た。
とても誇らしかったよ。自分が無価値な人間じゃないって思わせてくれた。遂に自分の創造性が世界に届いたみたいだと感じた。超満足だった。
世界で300番目に訪問者が多いサイトになったことは恐らく二度と無い偉業だ。どえらい冒険だったけど、後悔はしていない。
友達は沢山出来たし、凄い奴らにあって凄い話をたくさん聞けて最高だった。
この開発者コミュニティとFPMを支援してくれたみんなが俺自身のスキルのなさについて目を開かせてくれた。俺なんかより段違いのすげえ才能の技術者達がごまんといたんだ。知ってるか? 嫉妬深い連中と違って、自分より凄い技術者と出会ったら、俺はエキサイトして彼らから学ぼうとかき立てられる。
サンキュー Elfin、V、Yuki、Jekka。お前らのおかげで俺はFPMをたった1週間で諦めずに済んだ。お前らがいたからこんなに長く続けられた。
サンキュー Niantic。あんたらがいなかったら何も出来なかった。他の幾多のトレーナー達の人生を変えたように、俺の人生を変えてくれた。俺に野心的プロジェクトをを引っ張る力があると教えてくれた。これを実際の仕事に生かしていくよ。
最後に、サンキュー トレーナーのみんな。長い間FPMを信じてくれて、俺のでたらめな茶番につきあってくれて、ずっとサポートしてくれてありがとうな。お前らは俺のハピネスそのものだし、お前らがいたからこんなに頑張れた。
Nianticよ、あんたらが作ったゲームで我々みんなが一つになった。ボールは今やあんたらのコートにある。台無しにすんなよ。
ポケGOを再びグレイトなものにしてくれ (共和党トランプ候補の例のスローガンのもじり)
だけど後生だからどっか田舎の地方にでかけて自分でゲームをプレイしてみて欲しい。
世界は大都市だけで出来てるわけじゃないんだぜ。世の中全てがサンフランシスコってわけじゃないんだ。
じゃあな! Waryas