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[空港 宿泊] 成田空港第2ターミナル直結「ナインアワーズ」に泊まってみた(LCC早朝便向け)

2016/09/05

 成田からLCCを利用する場合に、空港で無料で夜明かしする方法を第3ターミナル編第2ターミナル編とお伝えしましたが、正直言って・・・

 
 野宿 きつい。
 

 ソファで休憩している間の手荷物や身の安全の問題もそうですが、寝不足で体調を万全に出来ずに旅行を楽しめなかったりと、お金使わないなりのデメリットも大きい。

 そこで、出費は抑えつつ、成田空港で無理なく早朝便を利用するための妥協点として、成田空港第2ターミナル直結のカプセルホテル「nine hours (ナインアワーズ)」がおすすめです。

 1泊4,900円から利用できる空港直結の利便性がどの程度のものか、実際に泊まってみましたので紹介します。

 また、このレポートの最後で紹介する方法なら、1泊3,000円台で泊まることもできます

ナインアワーズ 成田空港

施設名:ナインアワーズ 成田空港
URL:https://ninehours.co.jp/narita/
チェックイン:昼12時~
チェックアウト:翌10時まで
宿泊費:1泊4,900円~
住所:千葉県成田市古込字古込1番地1 成田空港第2旅客ターミナル隣接 立体駐車場第2ビルB1F
TEL:0476-33-5019
備考:仮眠利用は9時~18時、1,500円~ シャワーのみ利用は24時間対応、1,000円

 

ナインアワーズ レポート

空港第2ビル駅 深夜
 LCC早朝便の仕様に備えて、深夜に空港第2ビル駅に到着しました。改札を出て、P-2駐車場方面へ向かいます。
 写真でもわかる通り、「9h (ナインアワーズ)」の誘導看板が出ているのでその通りに進みます。

成田第2ターミナル 深夜

 連絡口をさらに先へ進み、突き当りを左に折れて上のフロアに上がります。

ナインアワーズ 成田空港

 「nine hours 成田空港」に到着しました。

ナインアワーズ フロント

 店内も白と黒のシンプルなデザインです。カウンターで予約時の名前を告げるとチェックインできます。

ナインアワーズ 男性用フロア入口

 こちらが男性用入口です。フロントを中心に男女の宿泊エリアが完全に分離されるので、セキュリティ的にも安全な仕組みです。

 壁に施設利用の手順をピクトグラムで紹介しています。
 (1)チェックイン→(2)ロッカー→(3)シャワー→(4)カプセル→(5)チェックアウト

ナインアワーズ 女性用フロア入口

 女性用の入口はこちら。施設内では、ペット持ち込み、携帯電話の通話、飲食、喫煙が禁止とのことです。

ナインアワーズ WiFi

 施設内はWiFiが無料で利用可能です。

ナインアワーズ アメニティ一式

 チェックインすると、アメニティ一式が入ったバッグが手渡されます。

ナインアワーズ アメニティ一式
 内容は、バスタオル、ハンドタオル、部屋着、歯ブラシ、スリッパです。

ナインアワーズ ロッカールーム

 ロッカールームに進みます。ここで先ほど受け取ったグレーの部屋着に着替えます。

 着替え終わると、なぜか気が沈みます

 なんかよくわからないんですが、壁も床も天井も、服もスリッパもタオルも一切が、白か黒かグレーで構成されていて、自分の身の回りから一切の色彩を失ったことが影響してか、メンタルに変化が起きました。

 まぁ、1泊だけですし、シャワー浴びて寝るだけだから、深く考えずに我慢します。

ナインアワーズ シャワールーム
ナインアワーズ シャワールームナインアワーズ シャワールーム

 シャワールームへ進みます。シャワー室には、シャンプー、リンス、ボディーソープが備わっています。

ナインアワーズ パウダールーム

 シャワーを終えたら、パウダールームへ。洗面の数に対して、ドライヤーが少なすぎです。

ナインアワーズ カプセルルーム

 シャワーも洗面も終え、あとは寝るだけです。カプセルルームに向かいます。照明は真っ暗ですが、足元の部屋番号を頼りに歩きます。

 カプセルは2階建てになっており、番号によってはちょっとだけ梯子昇降しなければなりません。

ナインアワーズ カプセルルーム

 カプセルの中は大人1名が余裕で寝転がれる広さのベッドルームです。
 カプセルルームはロールスクリーンを下すだけで施錠ができません。貴重品はロッカールームに預けておくことになります。

コントロールパネル

 枕側のコントロールパネルには、コンセント1口、照明調整、BGMボリューム調整、緊急ボタンがあります。

 電源は取れるので、スマートフォンの充電はOKですが、寝転がってスマホいじろうと思うと、コンセントの位置が高いせいで、90㎝くらいだとケーブルの長さがややたりない。長めのケーブルかUSB延長ケーブルを持ち込むと便利です。

 パソコンを使おうと思うとテーブルがない、座れるロビースペースもない。そういうホテルです。

 nine hoursは、写真からもわかる通り、シンプル・低価格を徹底的に追求しており、シャワー、洗面、寝る、それ以外の余計なものが一切ありません。

 カプセルホテルならではの、隣のおっさんのいびきがうるさい、は運次第ですが。

 1泊4900円~で割り切って使うならありなんじゃないでしょうか。旅の初めの体調管理には十分役に立つ施設だと思います。

ナインアワーズ成田空港をさらに安く泊まる方法

 ナインアワーズ成田空港は、正規価格1泊5,900円~ですが、公式サイトの「当日直前割」では1泊4,900円~となります。

 そこからさらに安く泊まる方法があります。

 楽天トラベルです。

 楽天トラベルのナインアワーズ成田空港では、「当日直前割」や「60日前早割プラン」はさらに1,000円安い1泊3,900円~で利用することができます。

 まったく同じサービスなら安いほうが断然いいですよね。

 

 

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