[旅行] LCCを使って行ける海外都市をすべて調べてみました。(2016年7月版)
LCCとは
LCC（エルシーシー）とは何か。ローコストキャリア(Low Cost Carrier)の略称で、効率的な経営や運営により低価格な運賃を提供する航空会社のこと。
つまり、普通の航空会社より「安い」が最大の特徴です。安いと聞くと、「安かろう悪かろう」が真っ先に思い付き、命を預けるのにそれはないと早合点してしまうことも多い。しかしそれは全くの誤解で、航空業界の安全基準というのは日本航空だろうが全日空だろうがLCCだろうが、全て同じ厳しい基準で守られている。LCCは、余計なサービスを出来る限りオプション（別料金）にしたり、航空機の機材を統一したり、徹底的な合理化など涙ぐましい努力をしてローコストを実現している。
日本国内に就航しているLCC
日本国内に就航しているLCCはどれくらいあるのかを調べてみました。
2017年7月現在、日本国内系LCC（日本法人）は4社、海外LCCは14社で、合計18社あります。2016年10月にはアシアナ航空系LCCのエアソウル、2017年1月頃にはエアアジア・ジャパンが就航を予定しています。
日本国内系
ジェットスター・ジャパン (JAL・カンタス航空系)
ピーチ・アビエーション (ANA系)
バニラ・エア (ANA系)
春秋航空日本
エアアジア・ジャパン ※2017年1月に向け就航準備中
海外系
Vエア (台湾、トランスアジア航空系)
タイガーエア台湾 (台湾、チャイナエアライン系)
春秋航空 (中国)
香港エクスプレス航空 (香港)
ジェットスター・アジア航空 (シンガポール、カンタス航空系)
スクート (シンガポール、シンガポール航空系)
エアアジアX (マレーシア)
セブパシフィック航空 (フィリピン)
ジェットスター航空 (オーストラリア、カンタス航空系)
チェジュ航空 (韓国)
ティーウェイ航空 (韓国)
イースター航空 (韓国)
ジンエアー (韓国、大韓航空系)
エアプサン (韓国、アシアナ航空系)
エアソウル (韓国、アシアナ航空系) ※2016年10月就航
LCCを使って行ける海外都市一覧
日本を発着しているLCCを使って行ける海外都市は2016年7月現在、下記のとおりです。
LCCの中でも大型のボーイング787やエアバスA330を使用しているスクートやエアアジアXなどは、シンガポールやクアラルンプールなど、遠距離の都市に就航しています。一方、航続距離が短いエアバスA320やボーイング737を使用しているLCCは、台湾・韓国・香港あたりを重点に就航しているため、同じ路線でも航空会社の選択肢が多くなるという特徴があります。
台湾
（2都市) 台北(桃園)、高雄
台北(桃園)：ピーチ、バニラエア、ジェットスター・ジャパン、Vエア、タイガーエア台湾、スクートが就航。
高雄：ピーチ、バニラエアが就航。
韓国
(3都市) ソウル(仁川)、釜山、金浦
ソウル(仁川)：ピーチ、チェジュ航空、イースター航空、ジンエアー、ティーウェイ航空が就航。
釜山：ピーチ、エアプサン、チェジュ航空、イースター航空、ジンエアー、ティーウェイ航空が就航。
金浦：チェジュ航空が就航。
中国
(20都市) 香港、重慶、武漢、上海(浦東)、長春、鄭州、蘭州、成都、フフホト、合肥、ハルピン、泉州、石家荘、天津、西安、青島、寧波、銀川、常州、貴陽
香港：ピーチ、バニラエア、ジェットスタージャパン、香港エクスプレス航空が就航。
重慶、武漢：春秋航空日本が就航。
その他の中国都市：春秋航空が就航。
マレーシア
(1都市) クアラルンプール
クアラルンプール：エアアジアXが就航。
シンガポール
(1都市) シンガポール
シンガポール：スクートが就航。（台北経由便）
ベトナム
(1都市) ホーチミン
2016年9月14日から、バニラエアが成田－ホーチミン線(台北経由)を就航する。
タイ
(2都市) バンコク、ドンムアン
バンコク：ジェットスター航空が就航。
ドンムアン：エアアジアX、スクートが就航。
フィリピン
(2都市) マニラ、セブ
マニラ：ジェットスター・ジャパン、セブパシフィック航空が就航。
セブ：セブパシフィック航空が就航。
オーストラリア
(4都市) ケアンズ、メルボルン（タラマリン）、ゴールドコースト、シドニー
4都市：ジェットスター航空が就航。
アメリカ
(1都市) グァム
グァム：ティーウェイ航空が就航
