[上海浦東 SIM] 上海浦東国際空港、深夜に到着した時、SIMカードは購入できるのか?
LCCのピーチが2016年11月から、関空・羽田-上海(浦東)線を就航しました。上海浦東国際空港 第2ターミナルに深夜に到着するスケジュールです。
前回、深夜に到着した場合の両替所(両替方法)についての記事を書きましたが、今回はその続き、「SIMカードの購入」をレポートします。
■LCCピーチの上海線スケジュール
(2016年11月10日現在)
MM1079 東京(羽田) 02:10 - 上海(浦東) 05:00 週5往復(月水金土日)
MM1078 上海(浦東) 01:25 - 東京(羽田) 04:55 週5往復(月水金土日)
MM079 大阪(関西) 22:25 - 上海(浦東) 00:20 週5往復(火木金土日)
MM078 上海(浦東) 06:05 - 大阪(関西) 09:51 週5往復(火木金土日)
SIMカードを購入できるのは手荷物受取エリアだけ
関空からも羽田からも深夜に到着するわけですが、両替のときと同じく、入国審査後の手荷物受取エリアでSIMカードの販売カウンターがあります。「游伴伴(youbanban)」と書かれたSIMカードカウンターで、中国联通(China Unicom)のSIMカードを販売しています。
SIMカード料金表
データ通信専用で、1GB 100元(約1570円)、2GB 150元(約2350円)などの価格で購入できます。詳細の料金は下記の画像を参照してください。
購入にはパスポートの提示が必要で、APNセットアップまで含めて開通確認してくれます。
スピードは出るけど、TwitterもLINEもfacebookも使えない
上海浦東国際空港内で、そのままでスピード計測した状態で下り4Mbpsのスピードが出ます。
だけど、Twitterにアクセスできない。Facebook、Instagram、LINE、Google系サービスもアクセス不可です。ここで購入できるSIMカードは、中国政府の通信規制を受けます。グレートファイヤーウォールってやつです。
このままじゃいろいろ不便なので、VPNサービスを使用して問題を回避してみました。
中国の通信規制対策にセカイVPNを使ってみる
InterLinkが提供しているVPNサービス「セカイVPN」を併用すれば、中国国内の通信規制を回避でき、Twitterなどにアクセスすることが可能になります。無料体験期間が2か月間あるのと、IDとパスワードを即日発行してくれるのがポイント。
とはいえ、普段使っているメールがGmailだと、上海到着後にセカイVPNを申し込んでも申し込み完了メールが見れないので、結構面倒くさいことになります。到着後に申し込む場合は、ワンタイムメール(使い捨てメール)などを使って対応するといいかも。
できる限り、事前に申込を済ませておいて、必要情報は手元に持っておきましょう。
セカイVPNの設定方法は公式サイトの説明のとおり。手持ちのZenfone2(Android)で試したところ、「L2TPの接続設定」で「Android(4.0以上)」の設定方法で問題なく完了できました。
TwitterやFacebookは遅いながらも接続できるようになり、ひと安心。そこで改めてスピードを計測すると激遅!下り0.46Mbpsまで低下しました。
これでもつながらないよりはマシですわ。中国様きびしすなぁ。