[鉄道] 宇都宮にLRT計画、整備着手へ向けて前進。2019年度の開業目指す
宇都宮市と栃木県芳賀町を結ぶLRT(次世代型路面電車)計画について、軌道法の特許を取得する見通しで、事業の整備着手へ前進する見込みであることが明らかになりました。
(写真は台湾の高雄LRT)
宇都宮のLRTは、桜通り十文字付近から芳賀町の高根沢工業団地までの全長約18㎞を整備する計画だが、このうちJR宇都宮駅東口から高根沢工業団地までの約15㎞を優先整備区間としている。
優先整備区間には19か所の停留所を設け、所要時間約41分で結ぶ。午前6時から午後11時台まで、ピーク時は6分間隔で運行を行い、1時間当たり10本を運行する。運賃は対距離制で150円~400円。
LRTは、Light Rail Transitの略称で、次世代の路面電車とも言われ、低床式車両の活用や軌道、停留所の改良による乗降の容易性、定時性、速達性、快適性などの面で優れた特徴を有する次世代の軌道系交通システム。平成18年4月に富山市に日本で初の本格的LRTが導入された。