[葉山 グルメ] ラ・マーレ カフェでカジュアルに味わうザ・葉山

ラ・マーレ・ド・茶屋は創業1977年。葉山の海辺で地元の魚介や野菜類を使ったフレンチベースの料理を提供し続けてきた老舗レストランです。
そのチャヤが2016年3月30日にラ・マーレ LA MARÉEとしてリニューアルオープン。
名前も簡潔になって何よりです。

とある蒸し暑い晩夏の夜、夕食を食べに立ち寄りました。
海の本当に真ん前に建ってます。今回は夜の訪問ですが、晴れた日のランチはそれはそれは素敵です。

LA MARÉEは3F建ての建物。入り口のレセプションカウンターで予約の有無、何階の利用かなどを告げます。
1Fはカフェブラッセリー HARRY's。バーカウンターを備え、気の利いたアラカルトとお酒が楽しめます。ランチもやってます。
2Fはレストラン。何通りものコースとアラカルトが用意され、ちょっとあらたまったお食事に。
3Fはバンケットルーム。パーティや多人数での食事会に使えます。

今回は1Fへ。予約なしでふらっと行けます。そのまま奥へ。
まず出迎えてくれるのはバーカウンター。突っ切った先は目の前に海を望むテラス席。

夜の海を眺めながらの夕食も楽しそうですが、まだ蒸し暑いので室内に案内してもらいました。
平日の夜、夕食時をちょっと過ぎた頃。客の入りは6～7分といった所。海側の席はあらかた埋まっていました。

飲みに来たわけじゃないのでノンアルで。
左がラ・マーレファームハーブレモネード。
自家菜園のハーブを使ったちょっとクセのあるレモネード。
スライスレモンとローズマリーが浮いてます。

右はトロピカルマンゴーアイスティ。甘かった。

まずはtoday's specialから、自家製スモークサーモンとラマーレ農園のコリンキーのサラダ。
コリンキーは未熟果を食べるので、皮まで柔らかく、生でも食べられるかぼちゃです。

画像では隠れて見えませんが、酸味のあるクリームソースの上にスライスしたコリンキー、その上にサーモン、そして水菜がどっさり。回りには甘みの強いプチトマト。

コリンキーはパリパリの食感が楽しめる以外は特に味はなし。
しっとり厚切りのサーモンはスモークで旨味だけを閉じ込め、しみじみ美味しい。

続いて焼き茄子のディップ、ピタパン添え。
焼き茄子のディップってレバノン料理らしいですね。
これがめちゃウマ。これが定番メニューで本当に良かった。

エスニックな香り。クミンとカイエンペッパーかな？ 品の良いスパイス使い。
香草、チーズ、オリーブオイルで仕上げてある。

エンドレスで食べられそう。まさかこれが茄子だとは実際に食べても分からない。
レバーペーストよりヘルシーで、当たり前ですが動物臭も全くなく、ただただ美味しさだけがそこにある！
塩気が効いていて、これお酒飲んでたら進んじゃって大変なことになりますよ。

すっかり気分を良くしたところで、メインに
ラ・マーレ農園 ハーブマリネ地鶏のグリル。
バルサミコ酢、ダイストマトなどが効いたソースで。
柔らかくジューシーな鶏肉はベストタイミングな焼き上がり。

佐島産タコのラグースパゲッティ。
佐島は蛸の名産地です。葉山の海のごつごつした岩礁は、タコの好む餌が豊富で、質の良いタコが上がるらしい。
シーズンは初夏～夏いっぱい。

ピリ辛なトマトベースのラグーソースは、濃厚な魚介だしで旨味に溢れていました。パスタの茹で具合も絶妙。
ヘタなパスタ専門店よりいけるんじゃないこれ。
大胆にスライスしたセロリがアクセント。

デザートにメロンケーキ。
うちのショートケーキは四角いんですよ、と店員さんが嬉しそうに話していた。
たっぷりのクリームの中に、大きく角切りにしたメロン果肉が弾けます。太陽を模したオレンジソースが目にも楽しい。

こちらはココナッツパインアイスクリーム。アイスクリームは日替わりです。
ざらついた面白い食感で、しばらくするととろけてココナッツとパインが口中を南国にしてくれます。
これでお腹いっぱい。

1Fはカジュアルだけど料理に手抜きなし。フレンドリーなサービスでリラックスした葉山の空気を満喫出来ます。
ラストオーダー21:00なので夕食食べ損ねた時にも便利。

カテゴリ:-グルメ, 神奈川ローカル
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