[鉄道] 江ノ電、「タンコロまつり2016」に行ってきましたフォトレポート
2016年12月3日・4日に江ノ電極楽寺検車区で開催されるイベント「江ノ電タンコロまつり2016」に行ってきました。
初日の12月3日の9時30分頃、極楽寺駅に到着。極楽寺検車区は駅から歩いて数分で、まだ開場まで時間があったので、江ノ電をのんびり眺めました。
10時ちょっと前、極楽寺検車区に移動したところ、開場前の待ち行列が。親子連れと大きなお友達が100名超くらい。
検車区の入口では、ミニ江ノ電の乗車体験が行われています。入口すぐにあるもんだから、親子連れはここで足止め。先を急ぎます。
会場奥のタンコロに向かうと、周囲にあまり人がいない状態で撮影が出来ました。ただ、午前中の日差しが強いので、車体に大きく影が落ちてしまいます。タンコロをベストな状態で写真に収めたいなら昼過ぎにじっくりチャンスを待ったほうがいいのかもしれません。
タンコロの中も見学可能なので、乗車します。
タンコロが営業運転している頃にこれに乗った記憶はないのですが、昔の江ノ電はこんな車内だったよなーと、懐かしくなりました。
路線図も色あせしていますが、今の駅順と同じですね。
運転台です。マスコン、逆転機、ブレーキ弁、ブレーキ計と最低限しかありません。
ブレーキ圧力計。
運転台の上部にあった電装機器。標識灯スイッチやパンタ(トロリーポール)の操作系でしょうか。
タンコロの内部見学を終えて車外に出ました。この台車は古めかしくてメカメカしててかっこいいですね。
車体の「EKS」は江ノ電の昔の社名「江ノ島鎌倉観光株式会社(Enoshima Kamakura Sightseeing)」の略で、1949年~1981年までその社名で、1981年9月に今の江ノ島電鉄株式会社になりました。
タンコロは1980年に営業運転を終えたので、その時のロゴのままになっています。
台車をニヤニヤ眺めていたら、江ノ電公式ゆるキャラの「えのんくん」と嵐電の「あらんちゃん」が登場。
あらんちゃんは妹という設定だけど、江ノ島と京都嵐山で生き別れなのか。
湘南モノレールの公式ゆるキャラの「しょもたん」もいましたよ。
面白い体験イベントとしてはは、タイタンパー体験。
今から実地の英才教育で、お子様は将来は立派なタイタンパー使いに!
本物の線路でタイタンパー体験ってなかなかできるもんじゃないですよね。
あとは、保線モーターカーの乗車体験とか。
大きいお友達に大人気だったのは、500形とタンコロの2種類の記念切符販売。
記念入場券(硬券)に刻印させてくれるのがセールスポイントのようです。
嵐電グッズの販売とか。
割と攻めてるね、嵐電。
嵐電コーナーに行くと、ペーパークラフトもらえます。先着。
湘南モノレールコーナーには運転台が置いてありました。売り物か?
今回は車庫の内部は整備中車両があるということで非公開になっており、会場エリアが狭くなっていました。
それでも江ノ電がこの検車区にギュッと凝縮されたイベントでした。週末の鎌倉や江ノ島めぐりの1つとして、のりおりくん買って行ってみるのも面白いですよ。
イベントの帰り道、極楽寺駅の”昭和”感がたまらなくて思わず見とれてしまいました。