[鉄道] EF63運転体験に行ってきました(運転体験編)(群馬県/碓氷峠鉄道文化むら)
学科実技を終えて翌日、いよいよEF63の運転体験に挑みます。
予約した時間の10分前までに、鉄道資料館の2階で受講確認と受講料の支払いを行って、受付を済ませました。
それではEF63基地線に向かいます。
運転体験は1コマ30分で、初心者の場合は運転線(400m)を1往復する時間だそうです。慣れてくると2往復や途中停車もさせてもらえるようです。
当日の講師は昨日と違う方で、あらかじめ手順にのっとってサポートを出してくれましたので、スムーズに出発準備が整いました。
それでは出発です!
基地線からの出発時は、警笛を鳴らします。
出発進行!
ノッチを上げて時速10㎞まで加速していきます。時速10㎞と聞くと遅い気がしますが、運転席からの体感では20㎞以上出てるような感覚です。
運転中の運転席内の写真はないので言葉で伝えるしかありませんが、
信越本線でEF63を運転してる
しかも自分が!
という、ちょっともう涙腺が崩壊しそうなすごい体験です。
運転線の終端でエンド交換して折り返します。
戻りは発電ブレーキを作動させて下り坂を走行します。
時速8kmくらいなるとエンジンブレーキのように制動がかかります。
この先、1号ポイントは時速5km制限で進入して、停止します。
30分はあっという間の時間でしたが、充実した時間を得ることが出来ました。
終わってすぐは夢のような体験にしばらく酔いしれていましたが、まもなく、
また乗りたい!
という気持ちが湧き起こります。
よし、また来るぞ!
それでは最後に、EF63運転体験の運転線(400m)を写真で振り返ってみます。
EF63の基地線と、トロッコ列車のホームのあるのがスタート地点です。ここは警笛可。
1号ポイントは制限時速5㎞で通過。
EF63待避線の先、2号ポイントを進行します。
白い菱形の標識の地点で運転線の終端です。ここは近隣住民との兼ね合いで警笛不可。
架線はその先も張ってありますが、端子を付けているので実際に運転できるのもここまでになります。
運転線の延長は出来ないの?という問いに対して、これ以上運転線を延長をしようとすると国土交通省から鉄道免許を取れと言われるので、ここまでにしているのだそうです。
碓氷峠鉄道文化むら EF63運転体験
EF63運転体験は、運転回数によりランク分けされています。運転回数50回以上の本務機関士は単機推進運転、重連推進運転・連結体験、重連連結運転が可能になります。
運転回数9回以上:機関士見習い
運転回数29回以上:補助機関士
運転回数49回以上:本務機関士
運転回数500回以上:優秀機関士
運転体験料金
運転回数(1~9回) 5,000円
運転回数(10~29回) 4,000円
運転回数(30回以上) 3,000円
※運転回数50回以上の本務機関士は、重連運転など別料金メニューあり。
公式URL:EF63形電気機関車 運転体験 (碓氷峠鉄道文化むら)