[ご当地グルメ]おぎのや 「峠の釜めし 夏」限定品を食す!
2016/07/21
おぎのや 峠の釜めしのサイトのお知らせ欄に 「季節の釜めし販売情報」(注:pdfファイルが開きます)という文字が目に入りました。
なんと、峠の釜めしに夏バージョンというものがあるではないですか。
常々「峠の釜めしはこんなに美味しいし知名度もあるんだから、もっと色んなパターンの釜めしを出してくれればいいのに」と思っていたので、これは食わない手はない!
販売日 2016年6月4日(土) ~ 8月28日(日) 予定 土日祝日限定
販売開始時間 11時頃
販売店舗 ドライブイン横川店
横川SA店(上り線)
¥1800(税込)
さて、ここで注意点が幾つもあります。まず販売期間が決まっていて、その中の土日祝日しか売ってないこと。
更に販売店、販売開始時間まで決まっていること。
とどめに、通常の峠の釜めしが¥1000なのに対し、夏バージョンは¥1800すること。
日曜日に勇んでおぎのや ドライブイン横川店に降り立ち、持ち帰り用の売店に出向いてみると!
何と売切れ!この時点で時刻は15:00過ぎ。
何と恐るべき人気爆発商品よ。¥1800もする弁当がバンバン飛ぶように売れるとは・・・。
未練がましくカウンターにいたお店の人に訊ねてみました。
「これ、明日(祝日)も売りますかね?」
お店の人「明日は祝日なので大丈夫ですよ!」
「今日は何時頃売切れました? 何時に来れば買えそうですか?」
お店の人「そうですねー今日は14:00頃まではあったんですけど、何分数量限定なので・・・ 並んだりする方がいなければ11:00にはお買い求めいただけると思うのですが」
( 行列だと・・・! これは厳しい戦いになりそうだ。整理券は配るのかな・・・)
「あの、ちなみに数量限定って全部で何個くらい用意されているんですか?」
お店の人「えー、午前5個、午後5個とか、それくらいなんです・・・」
ええっ そんなもんなの?! もっと作ろうよ!
限定10個じゃ入手は困難だろうと思いつつ、翌日10:00過ぎに再びおぎのや ドライブイン横川店を訪れた。
この時点で行列はなし。通常の峠の釜めしをお客さんが次々と買っていく。
行列が出来はじめたら即対応出来るよう、カウンターをちらちら眺めながら様子を伺うが、一向にその気配がない。
そして11:00。何も起こらない・・・
恐る恐る近づいて店員さんに声をかけてみた。
「あの、釜めしの夏限定のやつはもう売ってますか?」
すると、無造作に置かれていた台車を振り返り
「ああ、ありますよ」
あっさり買えてしまった。拍子抜けだ。2個買いました。
しかしその直後、鋭い目つきの男性が背後に立ち、店員さんに
「峠の釜めし 夏、1つ」と即座に注文。彼もやはりどこかで様子を伺っていたのだろうか。
結果的に、11:00販売開始と共にたちまち3個売れたことになる。
そっと台車を除くと、釜飯の在庫は残り2つ。午前の部はやはり限定5個しか用意されていなかったのだ。
その後店内をうろうろしてからもう一度見に行くと、12:00頃ちょうど売切れた様子。
午前中に5個くらいしか作らないのは、大体それくらいしかニーズがないからなのかも知れない。
さて、そんな決死の思いでゲットした峠の釜めし 夏 がこちらになります。普段より高級そうな箸、爽やかな萌葱色の掛け紙。
紙を外すとおしぼりの上にお品書きの紙が入っており、期待が高まります。
そして蓋を開けると、驚く程カラフルな釜めしが姿を現します。
鮎の炊き込みご飯
国産鳥の照り焼き
自家製ドライトマト
夏野菜添え(ズッキーニ・カボチャ・ヤングコーン・アスパラガス・散らし枝豆・紫玉葱)
茄子の揚げ浸し
うずらの卵
刻みしょうが漬け
真ん中の真っ赤なドライトマトは自家製。食べてみるとジューシーさを残し、うまみだけを凝縮したセミドライトマトといった感じで大変美味しかったです。
アスパラガスと枝豆の緑、ズッキーニとヤングコーンの黄色、素揚げの茄子と紫玉葱が色を添えます。
非常に目に鮮やかで食欲をそそる美しい釜めしです。
国産の鶏肉も通常品より大振りで食べ応えあり。
下のご飯は鮎の炊き込みご飯。輪切りにしたグリーンアスパラと細切りの生姜が混ぜ込まれており、かすかに柑橘の酸味を感じる上品な味わいでした。
通常品の漬物に加え、デザートにドライフルーツが付いていました。パイン、杏、プチトマトの3種類入り。
釜めしはボリュームがあって満腹になりますが、不思議とこのデザートは入りました。
高いなんて言ってごめんなさい。丁寧に作られた美味しい釜めしでございました。食べる価値あり!です。