[鉄道] 小坂鉄道レールパークの保存車両まとめ(動態・静態)
2016/12/06
小坂鉄道レールパークの訪問から、DD130形ディーゼル機関車の運転体験を終え、じっくりとパークの保存車両を写真とともに紹介します。
小坂鉄道レールパーク 保存車両
DD130形ディーゼル機関車
小坂鉄道レールパークには、国鉄形DD13をベースとした小坂鉄道の自社発注機(DD131、DD132、DD133)が3両在籍しています。
DD131
現況:動態保存。運転体験に使用。9月現在、若干調子悪いらしく、整備中。
製造:1967年(昭和42年)11月
製造会社:汽車製造
機関:振興造機製ディーゼルエンジン DMF31SB型 過給器付き 500ps/1,500rpm
重量:55t(運転整備時)、53t(空車時)
最大寸法:長13,600㎜×幅2,865㎜×高3,850㎜
DD132
現況:動態保存。運転体験に使用。
製造:1967年(昭和42年)11月
製造会社:汽車製造
機関:振興造機製ディーゼルエンジン DMF31SB型 過給器付き 500ps/1,500rpm
重量:55t(運転整備時)、53t(空車時)
最大寸法:長13,600㎜×幅2,865㎜×高3,850㎜
DD133
現況:動態保存。運転体験に使用。
製造:1968年(昭和43年)8月
製造会社:汽車製造
機関:振興造機製ディーゼルエンジン DMF31SB型 過給器付き 500ps/1,500rpm
重量:55t(運転整備時)、53t(空車時)
最大寸法:長13,600㎜×幅2,865㎜×高3,850㎜
DD13形ディーゼル機関車
1978年に同和鉱業片上鉄道から移籍した。統括制御装置はなし。
DD13-556
現況:動態保存。
製造:1968年(昭和43年)9月
製造会社:日本車輌製造
機関:新潟鉄工製ディーゼルエンジン DMF31SBI型 過給器 インタークーラー付き 600ps
重量:55t(運転整備時)、53.5t(空車時)
最大寸法:長14,400㎜×幅2,840㎜×高3,849㎜
キ100形ラッセル車
昭和10年製造のラッセル車(キ134)を、昭和44年に新潟県国鉄新津工場から譲り受けたもの。
キ134を譲渡された時にキ115に改名した理由は、「越後から来た由来を忘れないよう100番台のイチ・ゴ(エチゴの訛り)としてキ115とした」というエピソードがある。
TMC100形モーターカー
TMC200形モーターカー
国鉄が導入した軌道用モーターカーで、日本全国の保線区で活躍した。小坂鉄道のTMC200は積雪地帯用に排雪板を装備している。
R105形モーターカー
24系客車 ブルートレインあけぼの
小坂鉄道レールパークの運転体験に並ぶもう1つの目玉コンテンツ、ブルートレインあけぼの編成。動態保存で、4月から12月の週末を中心に列車ホテルとして営業する。営業日は毎夕、留置線からDD130に牽引され、小坂駅ホームへ入線する。
ホテル営業日の夕方に小坂駅に入線した24系客車
現況:動態保存。列車ホテルとして営業。
編成:オハネフ24 12+スロネ24 551+オハネ24 555+カニ24 511
備考:電源車は外部電源を使用。
11号蒸気機関車
秩父宮、高松宮両殿下がご乗車になった貴賓車や大正・昭和と活躍した蒸気機関車(県指定有形文化財)を展示しています。
ハ1貴賓客車
キハ2100形気動車
小坂鉄道向けの自社発注の気動車で、日本車輌でキハ2101~2017までの7両が製造されました。小坂鉄道レールパークには、キハ2101と2016が現存します。
キハ2101
屋内にて保存しているとのこと。
ホキ909
現況:動態/静態未確認
製造:1961年(昭和36年)
製造:国鉄浜松工場
備考:キハ2016に連結して屋外に留置中。
トラ4002+トキ15008
現況:いずれも動態/静態未確認
トラ4002
製造:昭和40年(1940年)
備考:元国鉄のトラ4200をトラ4002に改番して、1962年に小坂鉄道へ転入した。
トキ15008
製造:昭和42年(1967年)11月
備考:同形式が最大15両在籍。国鉄トキ15000とほぼ同型(台枠、側板等の構造が一部異なる)
エボルタ電車
2014年に行われた「エボルタ電池鉄道 廃線1日復活チャレンジ」で使用された、パナソニックのエボルタ乾電池で動く車両。
素材:鉄、アルミ、特殊強化段ボールなど
動力源:単1型エボルタ乾電池99本
走行距離:8.5㎞走破(実績値)
定員:10名(重さ500㎏まで)
重量:約400kg
最大寸法:長さ4100mm×幅1600mm×高さ2200mm