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[グルメ] 鎌倉 こまち茶屋の湘南きな粉って?

鎌倉屋
鎌倉 小町通りに鎌倉・湘南の素材を使った甘味処「鎌倉屋 こまち茶屋」がオープンしました。
鎌倉・湘南の素材って何? しらすくらいしかないですよ。



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どうやら売りは「湘南きな粉」だそうです。

古くから郷土食として、神奈川県津久井地域で栽培されてきた在来大豆。県の優良品種にも選定されるが、栽培者の減少により、「幻の大豆」と言われている。糖度が高く、きな粉にすると砂糖がいらないほど甘く香りがよいのが特徴であるという。

津久井! 津久井が湘南とか、もう神奈川は横浜以外は全部湘南になりそうな勢い。
ちゃんと神奈川県相模原市と書いて欲しいものです。
あそこはド内陸で太平洋よりもむしろ山梨に近いです。
そんな一見さん観光客狙い撃ちな名前を付けずとも、「津久井在来大豆」という立派な名前で既に知る人ぞ知る存在を確立しているのに。

豊国屋という地元のお店が津久井在来大豆を使った製品を色々生産販売卸しています。



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さて、こまち茶屋の看板メニューは、その「湘南きな粉」を使った
特製 本わらび餅(抹茶入り煎茶付き) ¥1200(税別)
超強気な値段。

同じものというわけではありませんが、鎌倉を代表する菓子屋「豊島屋」の甘味処「八十小路はとこうじ」では同じく津久井在来大豆を使用したきな粉の本わらび餅が¥700でいただけます。

「鎌倉屋 こまち茶屋」は他にソフトクリームやどら焼きなどを出すカジュアル路線、八十小路は季節の上生菓子やあんみつなどを揃えた本格和風甘味処志向と微妙に方向性が違います。



ところで湘南ってどこからどこまで?
土着の人間に訊くと、湘南は「藤沢市と茅ヶ崎市の沿岸部」。鎌倉は鎌倉、葉山は葉山で別エリアの感覚です。そして、普段の生活で湘南という地名を使うことはまずありません。どちらかといと県外の人や不動産屋が好んで使うワードです。

神奈川県自身は「湯河原から三浦市までの相模湾沿岸全域が湘南」というヤケクソな見解をぶち上げています。

そうそう、湘南きな粉ですが、戦後まもなくまで津久井エリアにも「湘南村」という名前の地名が存在したようです。その辺りを根拠にしたネーミングなのでしょう。そんな昔の話を引っ張り出してまで無理して湘南を名乗らなくても、津久井在来大豆、素敵な名前だと思うんですけどね。

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