[東北 グルメ] 盛岡市内でいわて短角牛を食べられるおすすめ店まとめ

岩手の牛肉と言えば前沢牛。岩手県奥州が誇る上質の黒毛和牛ですが、岩手には更にレアな牛肉があります。
それは旨味たっぷりの赤身の肉質を持ついわて短角牛。
あまたの国内和牛の中で、ほんの1%しか流通しない激レアな牛。霜降りに頼らず、肉そのものの旨さで勝負するこの牛肉は、美味しくしかもヘルシーということで、近年人気が高まっています。

今回はそんないわて短角牛を盛岡市内で食べられるお店を紹介します。

パイオニアファーム

いわて短角牛ステーキ発祥の地、と公式サイトにはあります。いわて短角牛に大変力を入れており、短角牛の美味しさを引き出したステーキやハンバーグを味わえる。

短角牛の他、豪勢な霜降り前沢牛はもちろん、食べ比べセットやチキンも用意されています。

短角牛ヒレステーキ100g。
ステーキにはステーキソースの他、3種類の薬味が付いて来ます。
左から三升漬、自家製柚子胡椒、生ワサビ。

三升漬けというのがちょっと面白い。三升漬けとは青唐辛子と麹、醤油を1:1:1の同量で漬け込んだもので、冷奴なんかに乗っけると抜群に美味い保存食です。
麹の旨味が効いていてずるいぐらいウマい。

これにライスorパン、スープ、サラダ、コーヒー、デザートからなるスペシャルセットを付けました。
もっとシンプルに、ライスorパンとスープだけのセットも用意されています。
鮮やかなビーツドレッシングのサラダと具多めのスープでした。

この日いただいたのは雌の盛岡産短角牛で、黒毛和牛肥育もしている牧場がそのノウハウを注いで育成したため、少し脂も乗っているなかなかの品質だったとお店のスタッフが話してくれました。
ああ、しみじみ美味しい、赤身肉。しかも胃もたれなし！

ビーフ工房和かな

店内の写真がなくてすいません。ホテルロイヤル盛岡2Fにあります。
こちらのお店では吊るし熟成短角牛といういかにもそそるメニューが目を惹きます。
また、グリルカットセットという食事なし肉のみのメニューを用意しているため、糖質制限中の方でも思う存分肉を詰め込んでいただけます。

吊るし熟成短角牛セット 4種盛りを頼みました。
焼肉スタイルにカットされた短角牛の三角バラ、バラ、シンタマ、短角ソーセージが綺麗に盛り付けられて出てきて、自分で焼きます。それをお箸で塩とタレで好きなように食べます
結構脂乗りはよく、熟成肉独特の香りも感じられました。

シンタマとはモモ肉の一種で、脂肪分が少なく柔らかい、赤身の極地みたいな部位。盛られた肉の中でもとりわけ赤の色が深い。
三角バラは要するにカルビで、短角牛といえどさすがにここは霜降ってる。

短角牛粗挽きハンバーグステーキ 200ｇ ￥1,700-
パイオニアファームでも感じたことだが、短角牛はハンバーグがとても美味しい。
噛みしめるほどに肉の旨味を味わえて、値段も手頃なのでおすすめです。

ぴょんぴょん舎 稲荷町本店

盛岡と言えば冷麺。その代表的なお店です。冷麺はもちろん、焼き肉も食べられます。
こちら稲荷町本店は盛岡IC至近のため何かと便利。

取り扱いがない店舗もありますが、銘柄牛は前沢牛といわて短角牛が選べます。
お値段はリーズナブルなものの、結構なボリュームで登場。

ただ付いて来たレモンだれ、醤油ダレとも相性は今イチ。卓上の塩が一番合いました。

ところで、ここの冷麺はめっちゃ美味しかったです。
昔どっかで食わされたボソボソの麺と水みたいなスープの記憶からずっと敬遠してきたのですが、ものはためしと注文してみたらこれが激ウマ！コシの強いトゥルントゥルンの麺と脂肪分を完璧に取り去り、コクとうまみだけを残した手間暇かかりまくったスープは、ちょっと代用品が見つからない味です。
比較的遅い時間までやってるのもありがたい。

立地、腹の減り具合、懐具合から好きな店を選ぶと良いと思います。
どこでもいいから1店舗だけ、というなら、迷わずパイオニアファームをオススメします。

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