[八戸 朝市] 一度は行きたい!八戸巨大朝市でカオスに溺れる
2016/11/13
青森県八戸市では沢山の朝市が開催されています。
中でも最大級の、いや日本最大級の朝市、それが館鼻岸壁朝市です。
八戸の朝市はガチ早朝に開催されます。
まだ暗い3:30頃から会場の設営が始まり、5:00前にはもう賑わい始めています。
駐車場はたちまちいっぱいになり、会場に接している大通りにはびっしり路駐の車。
会場に着いたら、あとは人の流れに身を任せながらぶらぶら歩くだけ。
東北の奥ゆかしさなのか、しつこい客引きはありません。
時々差し出される試食を楽しみながら、のんびり歩いて一回り1時間半てとこでしょうか。
でもご注意。「とりあえず1周回って後で戻ってこよう」と思っても、戻ってみたら売切れていることもしばしば。
朝市では何でも売っています。
まずは様々な鮮魚や干物類。見たこともないような種類の魚もあります。やっす!
何故かパック詰めになったちくわがよく売られてた。
茸や山菜といった山の幸。
とにかくなんもかんも量が多い、そして安い!
朝市の最奥部分には、行列の出来る謎の椎茸屋さんがあります。
畑で採れ過ぎちゃった野菜、規格外のフルーツ、産みたて卵、味噌やヨーグルト。
もはやフリマ状態。
よく見るとスズムシ売ってます。
見たところ朝市の三大行列店は、その場で焼き上げる焼きたてパンのお店、最奥にある椎茸のお店、そしてここ塩唐揚げの店。
ばんばん揚げてますがどんどん並んでます。
さすがにちょっと作り過ぎじゃないの?でも飛ぶように売れていきます。
小籠包やインド料理など、国際色も豊か。カオス空間なのでごく自然に馴染んでいます。
そうそう、所々で淹れている専門店のコーヒーはびっくりするくらい本格的な味でした。
ウニおこわや鶏飯、握り飯と呼びたくなるワイルドなおにぎり、豚汁にせんべい汁、甘酒・・・
たこ焼き、鯛焼き、焼き鳥、焼きそば、チョコバナナなど屋台系は一通り。
山盛りきゅうり。7本¥100とただでさえ安かったのに、残ってた袋ごと全部ハイこれ、と渡されてしまった。数えたら13本入ってた。確かにもう7本じゃ割り切れないけど、気前の良いどんぶり勘定っぷりです。
とっとと売り切って帰って寝たかったんでしょうか。
買ったばかりのお総菜で早速朝食にしました。
豆腐田楽は1丁を横にカットした大胆仕様で、酸味のある独特な味噌が塗られていました。
茹でとうもろこしはお値段なんと1本¥160。甘くて美味しかった。
8:00過ぎるとぼちぼち店の撤収が始まります。
こんな朝市が近所にあったら食費が安く上がるだろうなーとうらやましくなりました。
何度でも行きたい、行くたび楽しい巨大朝市は、週に1度数時間だけ出現する蜃気楼のようなお祭り空間です。
開催日: 毎週日曜日(3月中旬~12月)
※毎年5月の八戸うみねこマラソン開催日は休止のため、要確認。
開催時間: 日の出~午前9時
出店数: 約300店
駐車場: 約500台