[横須賀] いい意味で想像を裏切る煮干そば 平八

横須賀の煮干ラーメン店 平八に行ってきました。
糖質制限ライフを始めてからめっきりラーメンを食べる機会が減ったのですが、週1回くらいなら他の日で調整できます。セーフです。

店は横須賀中央駅から米ガ浜通を歩いて、場末感漂う横丁を共済病院側に入ったところ。
いかにも潰れたスナックの居抜き物件でございといった感じの外観に、更に不安感を煽るペラ紙に手書きで書きなぐった看板。

でも「営業中」って書いてあるし、入ってみます。

店に入った途端鼻をくすぐる煮干しの香り。一般的なラーメン店の香りとは明らかに違います。
テーブル2つにカウンター5席のこじんまりした店内。
水はセルフ。

煮干しラーメン店なので煮干しラーメンしかありません。画像が悪くてすいません。
主なメニューは

・煮干100%の煮干そば
・大量の煮干と鶏・豚ゲンコツを炊いた荒炊き煮干そば
・注文客の7割に残念な思いをさせ、3割はこれしか注文しないという異色の黒煮干そば
・煮干油と煮干タレと煮干粉でまぜまぜする煮干油そば

要約すると普通の煮干そば、すげえ煮干そば、ものすげえ煮干そば、普通の煮干油そば、すげえ煮干油そばって感じです。

麺は通常150gですが、無料で中盛190gにアップ可能。
また、醤油と塩が選べます。
とりあえず初心者なのでごく普通に醤油ベース並盛りで、基本の煮干そばを注文しました。



出てきました煮干そば。
ストレートの細麺、チャーシュー2枚、アオサ、ネギ、メンマ、海苔。煮干こそ載っていませんが、トッピングも海成分高めです。

恐る恐るスープを一口。するとどうでしょう。ガツンと魚臭が襲ってくるかと思いきや、煮干のいい所だけを抽出したような、上品ですらある実に洗練されたスープじゃないですか。

ダシの源がシンプルなのと獣系の脂がないせいで、すっきりと実にクリアな旨さです。
ただ、それだけに後半やや飽きが来る。そこでアオサです。アオサを時々適度に絡めて食べることで風味に変化がつき、最後まで美味しくいただけます。

麺は謎のバリカタ。ここまで固くする理由がちょっとわからない。茹で加減の好みは聞いてくれるようなので、気になる場合は調整してもらうと良さそうです。

チャーシューは強めにスモークがかかっていて、旨味がブーストされており大変うまい。
メンマはしっとり柔らかく味付けも程よく大変好みでした。メンマのトッピング追加が出来たら嬉しいんだけどなー。

外観はちょっと入りづらいけど、結構入れ代わり立ち代わり客が来ます。季節限定メニューなんかもあるようで、今後も注目していきたい店です。

本日の注文： 煮干そば ￥650

カテゴリ:-グルメ, 神奈川ローカル
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