[ご当地グルメ] 静岡 西伊豆万能塩鰹を食べるならちょっぴりね
2017/09/08
江戸時代頃から西伊豆で食べられているご当地食品、しおかつお。
潮かつお、潮鰹と表記は色々ですが、鰹を塩蔵した保存食です。
近年B-1グランプリでも「しおかつおうどん」というご当地グルメで登場しています。
ちょっと前、厚木PAでB-1グランプリフェアをやってまして、そこでたまたまそのしおかつおうどんを食べました。
汁なしの冷うどんで、温玉ねぎ鰹節と共に、見慣れないふりかけがパラッとかかっていたので、どうやらこれが塩鰹らしい。
B-1を勝ち抜くにはちょっと地味すぎるビジュアルなんじゃないかと心配になりました。
実食してみても、正直しおかつおがちょっぴり過ぎてよく分からなかった。
もっとだばだば盛ってくれればいいのに、と不満を抱いていたのですが、後日その理由が判明。しょっぱいんです。
で、見つけたので買ってしまいました「万能塩鰹」。ちゃんと西伊豆って書かれてます。
原材料の1番は食塩。2番目は潮かつおで潮かつおの原料に更に別カウントの食塩。血圧上がってきた-!
栄養成分を見ると1袋あたり14.7gの食塩相当量。日本人の1日平均塩分摂取目標は確か10g以下。
というわけで、だばだば盛るわけにはいかないのです。
実際相当しょっぱいので、小さじ盛りで十分。
早速ご飯に乗っけてみました。
鰹にのりとかわかめとか胡麻が合わさって、まずいわけがありません。でもあれ?何か印象薄いような・・・?
外袋をひっくり返して確認してみました。
推奨する食べ方は
・お茶漬け
・たまごかけご飯+ごま油
・うどんにぱらぱら
言われた通りお茶漬けにしてみます。
すると、なんということでしょう!
お茶の水分に触れて立ち上る鰹の豊かな香りと風味、口の中で広がる旨味成分!
生まれ変わったように生き生きと主張するではないですか。
考えてみると推奨される食べ方はいずれも水分が絡むものばかり。塩鰹は水分に触れてからが本領発揮です。
これは試しに安いふりかけタイプを購入したんですが、次はこの高級そうなやつにトライしてみたいです。↓