[緊急報告] 卵かけ塩鰹ご飯やってみたら世界が音を立てて変わった
2017/09/08
先日静岡県は西伊豆地方のご当地フード、「塩鰹 しおかつお」をご紹介しました。
塩蔵した鰹がベースの、しょっぱいけど旨味の塊のようなパワフル食材です。
※ [ご当地グルメ] 静岡 西伊豆万能塩鰹を食べるならちょっぴりね
パッケージの裏に書かれていたお勧めの食べ方は
お茶漬け
うどんに添えて
たまごかけご飯
だったんですが、こないだ深夜小腹が空いたんで、前回やらなかった卵かけご飯をやってみることにしました。
その日は「朝食抜き昼食グミ夕食はどん兵衛カップうどん」という凄まじく貧困アンド貧困な食生活だったため、さすがに日付が変わる頃からたまらなくひもじさMAX状態に。
まぁ時間も遅いし寝るべきなんですが、何かこう今日という日に一矢報いてやりたい。
そこでひらめいたのがたまごかけ塩鰹ご飯。
レシピ通りにやってみます。
冷凍ご飯をチンして解凍し、1個だけ残っていた卵をぶっかけ、黄身の周りに塩鰹をかけ過ぎないようにパラパラ。
仕上げにごま油を1滴。今回は京都へんこ山田製油のごま油を使用。
醤油は使いません。
良くかき混ぜてあとはひたすらかっ込むべし!
元々私は卵かけご飯に関しては、基本に忠実であるべしという信念を持っていました。
炊きたての白米、新鮮な卵、それにちょろりと醤油を回しかける。それで十分だし、それを超える物などないと。
だけどこれは一体どういうことか。
箸で黄身を割り、軽く混ぜた瞬間から、温かいご飯に触れたごま油が華やかに香り立ち、ご飯と黄身と塩鰹全てを優雅にドレスアップ。
ヤバい。美味い。たまごが強い部分、キラリと塩鰹が効いている部分、そしてごま油が主張してくる部分。
口に入れるたびに新しい。めくるめく黄身と塩鰹とごま油のロンド。箸が止まらない。無我夢中で完食しました。何という満ち足りた感!
西伊豆は次のB-1ではたまごかけ塩鰹ご飯を出すべきだと思います。
是非一度やってみてください。超お勧めです。
ポイントは
・ご飯はあつあつ。でないと油っこいだけで終わってしまいます。
・塩鰹はかけ過ぎない。しょっぱすぎると卵のまろやかさが台無しになるので、少なめにして後から足す気持ちで。
・ごま油は1滴とあったけどもう少し多くてもいい。