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ケトン体ダイエット 糖質制限

[糖質制限] ケトン体ダイエット2週間チャレンジの結果まとめ・3週目の状況

 2週間にわたるケトン体ダイエットチャレンジを終えて、実行結果をまとめてみます。

 現在は糖質量の回復を行う3週目を過ごし終え、なおもダイエット効果が持続していて、特に体脂肪の減少傾向が続いています。

ケトン体ダイエットの結果 ~体重・体脂肪~

【期間】
・ケトン体ダイエット (1~2週目)
2017年1月9日から1月22日まで
・糖質回復1週目(通算3週目)
2017年1月23日から1月29日まで

 体重の減量成果としては、2週目終了時点で 89.8kg → 86.9kg (-2.9kg) 、3週目も1日の糖質量は30gに制限されているため、体重は続落。86.0㎏前後を推移していますので、約-4.0㎏、成功と考えても良い結果と思います。

 糖質回復期は7~8週間くらいは続くので、その間にもう少し体重を落としておきたいところです。

 体脂肪の減少成果としては、2週目終了時点で 20.1% → 17.2% (-2.9%)、体脂肪も体重と同様に続落傾向で、16.0%前後で推移しているため、体脂肪 約-4.0%という結果になっています。

 体脂肪20%のころは、背中には鏡餅のような背脂がありましたが、最近では単身世帯用の4個入り鏡餅くらいになりました。

 BMIでいうと、27.426.5 に減少し、”普通体重”判定の25未満まであともう少しというところまで来ました。

 

ケトン体ダイエットの結果 ~体調・気分の変化~

 この3週間で起きた自分の体調や気分の変化を挙げていきます。

・肉食中心の食事になる

 糖質さえ制限すれば、肉中心じゃなくて、魚中心でも別にいいんです。ですが、肉食中心になりました。

魚中心の食事にならなかった理由
 ・可食部と非可食部に分かれる食品は事前に成分計算がしにくい。
 ・食べた後、栄養成分が不足した場合は追加で食べなければならなくなる。
 ・魚は可食部を食べるのに時間がかかり、満腹サインが出てしまうと栄養成分が不足してしまう。
 ・切り身ならいいかと言えば、それでもいい。
 ・魚の切り身は割高で、冷蔵保存で長持ちしない。
 ・毎日スーパーの鮮魚コーナーに通えるような活力がない。
 ・冷凍の切り身が安ければ問題はない。

 コストコなどの大量販売のストアで、牛肉、豚肉、鶏肉を買って回すほうが安くて、量があって、冷凍しても品質劣化が少なく、100%可食部なのでコストパフォーマンスがいいのです。

・胃もたれ、胸やけ

 たんぱく質と脂質中心でカロリーを構成する食事になるため、脂っこい食事で胃がもたれました。開始から3~4日程度は体が慣れず、食後に胃薬が欠かせなくなりました。

・便秘になる

 これは最初から今でも続いています。

 繊維質・水分不足からなる便秘に悩まされます。酸化マグネシウム錠を毎日飲んでも焼け石に水です。

 あまりに出ないので下剤を飲みたくなるのですが、栄養摂取に問題が出そうなので下剤を飲むのはやめています。

 途中から、イージーファイバー(難消化性デキストリン)を取り始め、そのおかげか多少お通じがよくなったような気がします。

・眠くなる

 5日目から7日目くらいまで、日中に強い眠気に襲われました。車の運転は避けたほうがいいレベルです。
 いよいよ体内の糖質の備蓄がなくなり、体が”冬眠”に入ろうとしている頃です。通常の睡眠でも、朝方に目が覚めても起きられずにまた眠る、という状況でした。
 8日目の朝、いつもと違う目覚めを感じ、目も頭もしゃっきりしていたのが印象に残っています。おそらくこの日を境に、自分の体はブドウ糖エンジンをあきらめ、ケトン体エンジンの始動を始めたのだと思います。

・お腹がすかない

 脂っこい食事のおかげで、腹持ちがいいのかなと思ったら、糖質を制限することで血糖値の上昇が極端に抑制され、空腹感を感じなくなる、という原理だそうです。
 食事後6時間以上過ぎても、お腹がグー・・・ってならない日々が続きました。

・食べ物に興味がなくなる

 世の中に何万何億も食べ物があるのに、自分が食べていいのはこのチーズとナッツと肉と塩だけ。コンビニに行っても、店内くまなく探してみても食べていいのはチーズとゆでたまごと水だけ。

 お腹がすかなくなっていることも合わせて、自分と社会の接点が切れたような感じで、これを続けたらたぶん悟りが開けるのでしょう。

・体臭が変わる(1)甘いものが腐ったような匂い

 季節が冬だったこともあって、あまり汗をかくようなシチュエーションに遭遇せず、幸いにも周囲に体臭で大迷惑をかけることはなかったのですが、脇や腹回り、脇などから、甘く気持ち悪いにおいがしてきます。

・体臭が変わる(2)強烈な刺激臭

 甘い腐った匂いくらいなら大したことないなと思ったら、ラスボスは別にいた。

 2週目後半くらいからトイレで小用を足したときにアンモニア臭とは違う強い臭気を感じるようになる。そして、3週目を少し過ぎたとき、鼻呼吸するたびにケミカルな刺激を感じるようになる。ケトン臭はアセトンのような匂いと言われますが、臭気のもとは胃からのようで、どこに移動しても避けられず、鼻が曲がりっぱなしです。

 その強い刺激性のケトン臭は3日~4日程度で落ち着き、4週目に入った今では自分ではほとんど感じません。

・やる気がおきない、思考が浅くなる

 1週目はずっと、脳に糖分が供給されないので頭が働かなかった。仕事は手につかず、考えはまとまらず、普段の仕事が1.5倍くらい時間がかかります。
 8日目のすっきりした朝からは、頭脳労働はほぼ平常に戻りました。

・すぐに疲れる、筋力が低下する

 糖質不足による糖新生の影響で、筋肉が分解され、筋力が低下します。普段行っている1時間の犬の散歩が、40分くらいで息があがるようになりました。階段の上り下りも足が震えるように。ライザップのように筋力トレーニングを合わせて実行する必要があったなと思います。

 それに気が付いてから、ひまを見ては自宅でできるレベルの簡単な筋力トレーニングを行うようにしました。

 

さいごに

 これだけの体の変化が2週間で起き、しかもセオリー通りにケトン体ダイエットを遂行するためには、3週目以降も変化が続きます。

 それらの負の側面があってなお、今までの暴飲暴食や乱れた生活を見直すためにもケトン体ダイエットを実行したことは自分にとっては意味があったなと感じました。

 実行して得られた経験を最後に列記して、このケトン体ダイエットチャレンジ記録をしめたいと思います。

・食べ物を栄養成分構成(カロリー、たんぱく質、脂質、炭水化物(糖質))で見るという視点が加わり、食事や間食ごとに成分の概算をイメージできるようになった。

・朝は食べすぎたから、夜は控えめにしよう。間食を控えたから夕食はこれだけ食べても大丈夫。そういった1日の食事をコントロールする経験や手法を得られた。

・甘いものは「嗜好品」である。嗜好品を味わって食べられるようになり、ありがたみを感じるようになった。

 

-ケトン体ダイエット, 糖質制限
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